2022/03/29 お金

二世帯住宅を注文住宅で!価格をご紹介します!

二世帯住宅の取得方法の中には、注文住宅として1から作る場合と出来合いの建売を購入する方法があります。

注文住宅として二世帯住宅を取得する方が、自分たちの要望を最大限反映できるので魅力的ですが、気になるのが価格!

「二世帯住宅はただでさえ二世帯分の大きさになるし、注文住宅だと価格が高そう」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、二世帯住宅の場合は注文住宅として取得する方がよいことが多いのです。

今回のコラムでは、二世帯住宅を注文住宅として取得する場合のメリットやデメリット、価格に関係する内容をご紹介していきます。

二世帯住宅を注文住宅として建てる際の価格などが気になっている方は参考にしてみてください。

 

二世帯住宅を注文住宅とする場合のメリットは?

ここでは、二世帯住宅を注文住宅で取得する場合のメリットをご紹介します。

 

間取りの自由度が高い

1世帯が占有する普通の戸建住宅にも共通して言えることですが、注文住宅の大きなメリットの1つとして挙げられるのが、間取りの自由度です。

1世帯が占有する戸建住宅の場合では、ご家族の要望を最大限反映できるので、理想としているライフスタイルに合った間取りや仕様をオリジナルでカスタマイズできる点が喜ばれますが、二世帯住宅の場合は少し異なります。

二世帯住宅では、親子二世帯が1つの建物を共有する生活になるので、生活習慣の違いなどが生じた際に生活にストレスを感じてしまう場合があります。これは、取得した間取りが生活習慣の違いに応え切れていないことが大きな原因です。

注文住宅として二世帯住宅を取得する場合は、世帯間の生活習慣のズレを汲み取ったオリジナルの間取りや仕様を反映することができます。

そのため、ストレスが生じるリスクを軽減することができるのです。

親子二世帯がストレスなく毎日快適に過ごせる状態にすることは日々の生活を送る上で非常に快適です。自分たちの要望も反映しながらストレスの要因も減らすことができるのは注文住宅として二世帯住宅を取得する大きな利点と言えるでしょう。

 

経済状況に合わせた価格調整が細かくできる

注文住宅として二世帯住宅を取得する場合は細かな要望を反映できる分、建物の金額が高くなりがちですが、その際の価格調整に柔軟に対応できる点もメリットと考えられます。

各ご家族によって、広さや大きさの方が性能よりも重要だったり、逆に広さや大きさよりも性能が重要だったり、どこにより重きを置くかは異なります。

この点、オーダーメイドで対応できる注文住宅の方式であれば、個々に仕様を変更することで対応することが可能な点はメリットです。

 

様々な土地条件や規模に対応できる

二世帯住宅は1つの建物に2世帯が生活する分、敷地の条件によっては、各空間がコンパクトになるケースも珍しくありません。

このような場合には、予算に合わせながら部分的に造作家具を導入することコンパクトなスペースや変形した敷地でも余すところなくスペースを活用することができます。

インテリアの雰囲気も統一できるので、おしゃれな二世帯住宅にできる点も嬉しいポイントですね。

光熱費などを分けやすい

二世帯住宅で意外と気になるのが、光熱費を分けるべきかどうかという点です。

二世帯住宅で光熱費を分けたい場合は電気、ガス、水道などの生活インフラの整備を分けることを前提に行う必要があります。特にオーダーメイドで二世帯住宅建てる際に将来的に光熱費を分けることを想定して計画することで、配管や配線のルートをあとから分けやすいように設計することも可能です。

デメリットも合わせてご紹介!

二世帯住宅を注文住宅として取得するのは、メリットばかりではありません。

注文で二世帯住宅を建てる場合には、要望を細かく反映するために設計や打ち合わせに費やす時間が増えます。そのため、どうしても建築ができるまでの時間が長くなってしまうのです。様々な事情で急ぎ二世帯住宅を取得しなくてはならない場合は注文で二世帯住宅を取得するのは不向きと言えるでしょう。

要望もどこまでも反映した内容で設計ができるので、予算と要望の折り合いをつけるために様々な検討が生じるので、考えたり家族で話し合ったりと労力もかかります。

価格が高いというイメージはありますが、決められた予算がある場合は大幅に金額がオーバーすることはほとんどありません。少なくとも二世帯住宅プランニングでは、お客様のご予算の範囲内でトータルのバランスが取れた間取りや仕様を検討しご提案させていただいております。

どちらかというと、予算内で実現可能なことを設計者と細かく打ち合わせしたりすることの方が大変に感じる方のほうが多い印象です。

二世帯住宅を注文住宅とする場合の価格は?

さて、ここまで二世帯住宅を注文住宅として取得する際のメリット、デメリットを簡単にご紹介してきました。ここからは二世帯住宅プランニングで二世帯住宅を建築した際の価格についてご紹介します。こちらでご紹介するのはあくまで参考の価格ということを予めご了承ください。

 

50坪の土地で二世帯住宅を建てる場合の参考価格

二世帯住宅プランニングで二世帯住宅を完全オーダーメイドで建てる場合の参考価格をご紹介します。

まずは、50坪の敷地で容積率が200%、建蔽率が60%の場合で建築可能な建物の規模をシミュレーションすると。

 

50坪×60%=30坪(建築面積)

50坪×200%=100坪(建築可能な延床面積)

 

3階建てまでの二世帯住宅が建築可能なことがわかります。3階建てだと構造計算が必要となり費用がかかるので、今回は2階建て延床面積60坪の二世帯住宅を建てる場合で考えます。

 

私たちのオーダーメイド二世帯住宅はだいたい坪100万円からになりますので、60坪の次の金額がかかることとなります。

 

60坪×100万円〜=6000万円〜

 

金額に見合う監理を徹底しています!

完全オーダーメイドで二世帯住宅を建てる場合の参考価格6000万円〜というのは完全オーダーメイド二世帯住宅としては適正価格でしょう。私たちの場合は完全オーダーメイドの場合は監理までしっかり行います。

ハウスメーカーやビルダーなどの場合は、1人の現場監督が10件以上も住宅の現場を監理している場合もあり徹底した監理が行いきれないケースがあるというのも業界ではよく聞く話です。完全オーダーメイドの場合は、1つずつ指定されている材料が異なったり、制作の家具を特別な仕様で設計したりすることもあるので、現場の監理もしっかりと行い、お客様に最高品質の二世帯住宅をお届けしています。

経験豊富な建築のプロである一級建築士が監理を行うので、品質や安全性がしっかりと保証されるのも強みです。

 

二世帯住宅を注文住宅で建てたい方!

私たちは二世帯住宅の設計実績のある一級建築士事務所です。

一級建築士事務所として、法律や技術など建築に関する専門的なノウハウを駆使してお客様の二世帯住宅づくりを徹底的にサポートいたします。

ご家族の生活に合致した間取りの二世帯住宅をご希望の方は是非ご相談ください