二世帯住宅の事例

二世帯住宅、完全分離型の新築

都内A邸
もともと所有していた賃貸併用住宅の一部を解体し、土地を分割。新たに法的な条件に適合する形で完全分離型の二世帯住宅の設計を行いました。長細い形状の住宅に二世帯を緩やかにつなぐ中庭を設け、採光や通風といった住宅の快適性を確保するとともに、家族の距離感もデザインに取り込みました。大きな窓を設けると、よその人からのプライバシーも気になりますが、建築構造の技術を活かし窓の開ける位置や開け方を工夫することで、世帯間のプライバシーにまで配慮した二世帯住宅となりました。

持ち家を二世帯住宅にリノベーション

都内K邸
もともと所有していた戸建て住宅を部分的にリノベーションし、共有型の二世帯住宅へデザインしました。持ち家を二世帯住宅へリノベーションする際には、
改修工事中の住まいの確保なども重要になります。このK邸では、部分的に段階を踏んでリノベーションをすることで、住みながら改修することができました。
この二世帯住宅はデザイン面でも高く評価され、海外のデザイン賞を受賞しました。

隣り合う土地を活用した、近隣別居型の二世帯住宅

U邸
もともと親世帯が生活していた隣の土地を購入し、二世帯での生活をベースに新築住宅を計画しました。子世帯の住宅の間取りに合わせて、親世帯の住宅も建て替えを行い、
隣り合う土地でも、庭を介して世帯間がつながる程よい距離感の近隣別居型の二世帯住宅となりました。土地にある高低差をデザインに取り込むことで、シンプルでも開放的な暮らしを実現しています。